【体験レポート】新米ママのドタバタ障害者手帳申請の体験記
この度2歳半になる娘のために障害者手帳を申請しました。
障害者手帳の申請には面倒な手続きがたくさんありました。
病院や市役所に何度も出向いて手続きをお願いしました。
6週間後にやっと手帳を手にすることができました。
障害者手帳を受け取るまでにはたくさんの面倒な手続きがありますので詳しくご紹介します。
今後手帳を申請する方のために参考になれば幸いです。
目次
●<生まれてから障害者手帳をもらうまでの簡単な経緯>
●<障害者手帳申請から受け取りまでドタバタ体験記>
●<障害者手帳申請のまとめ>
●<生まれてから障害者手帳をもらうまでの簡単な経緯>
平成25年(2014年)に娘を産みました。
私の妊娠高血圧症が原因で超早産でした。
超低出生体重児で生まれてからNICUに8カ月、GCUに10カ月、合計で1年半の長期に渡り入院生活をしました。
自宅に帰ってくるときにが身体障害者手帳の申請はしないと言われました。
1歳半でまだ小さくてこれからどう成長するのかわからないからです。
特別児童扶養手当の申請はすることができて医師の診断書を添えて市役所の障害者福祉課に行きました。
無事に申請が通り重度の認定になりました。
子供が家に帰ってきてから1年。
子供が2歳半になってはじめて手帳の申請を行うことになりました。
うちの場合、突然リハビリテーション科の先生から
「手帳を出しましょう。市役所に行って診断書をもらってきてください」
と言われました。
うちの子は超低出生体重児で生まれて定期的に外来受診をしています。
毎月、ここ最近では2カ月に一度です。
手帳を出す基準などはシロウトのこっちにはわかりません。
毎回の受診で体の動きを見てくれていたのでしょう。
ただこの秋から療育園に通園をしたいと思ってリハビリテーション課の医師に診断書をお願いしていました。
こういった流れもあって手帳を出すという話になったのかもしれません。
こちらとしては前触れがなかったのでちょっとビックリしました。
でも医師からそう言われたのでさっそく市役所に行くことにしました。
●<障害者福祉課申請から受け取りまでドタバタ体験記>
5月26日
市役所に入ってから気が付きました。
「障害者手帳申請には実際どこの課に行けばいいの!?」
ということで総合案内で聞くと
「障害福祉課です。」
ということでした。
障害福祉課は障害者の窓口、そして福祉関連の窓口です。
色々な仕事を掛け持っていて忙しそうです。
ここは以前、特別児童扶養手当を申請した場所です。
そのときにもらった冊子がこちら。
障害者に配られる冊子です。
手帳の申請と事情を説明して用紙をいただきました。
用紙をいただくだけならいいのですが、その場で書類を書いたり説明を受けたります。
時間の余裕をもっていったほうがいいでしょう。
1時間くらいかかります。
そこで申請するための医師の診断書などをもらいました。
5月27日
病院の文書課へ行きました。
診断書を渡すだけなので他の用事はなくすぐに帰ってきました。
出来上がりは2〜3週間ほど。
出来上がっているか電話で確認をしてから病院に取りにいきます。
うちの場合は、なかなか出来上がらなくて3回ほど病院に電話を掛けました。
出来上がりが確認できたのは3週間後でした。
6月21日
病院で診断書を受け取って市役所へ行く予定でした。
病院は混み合っているので車で行くと駐車場に入るのにまたされてしまうので電車バスを乗り継いで病院と市役所へ行こうと思っていました。
その日は雨の日でどうしようかと思っていいたらパパが車を出してくれパパと子供と私で行くことになりました。
病院の前につくと私はさっと降りて文書課へ行き診断書を受け取りました。
ものの5分ほどです。
すぐに車に戻りました。
それから市役所へ送ってもらいました。
パパと子供はそのまま家に帰りました。
ママは市役所で診断書と申請書類などを出しました。
書類の不備などを確認して、説明を受けたり他の書類を書いたりしました。
手帳には顔写真が添付されます。
スナップでもよいということでパパに抱っこしてもらっている写真で申請しました。
そのときに新しく診断書を受け取りました。
他の手当てを申請するためだそうです。
「早く言ってよ〜。また病院行かなくちゃー」
と思いました。
これで終わるのだと思ったのですが次はこの足で子育て支援課にも行ってくださいということでした。
そこでも書類を書きました。
子育て支援課は児童育成手当の障害手当(都)の申請のためです。
申請用紙と手当の振込口座の記入をしました。
こちらは親の口座に振り込まれます。
子育て支援課には障害者手帳が出来上がったら手帳を持って後日来ることになり用紙をもらいました。
結局市役所には1時間半ほど滞在しました。
時間の余裕をみて行くことをおすすめします。
新しい診断書を受け取りましたが、この足で病院に行くのは疲れてしまったので後日にすることにしました。
6月23日
病院の文書課へ行き診断書を提出。
同じように引き換え券をもらって滞在時間5分ほどで病院を後にしました。
7月13日
診断書の受け取りのために病院へ行き、その足で市役所へ行きました。
市役所の障害者福祉課で診断書を提出すると、障害者手帳が出来上がっているとのこと。
障害者手帳受け取りの用紙にサインをして障害者手帳を受け取りました。
すでに郵送で自宅に通知を送ったそうで、それは破棄してくださいということでした。
■障害者手帳の写真
■封書
ここでまた新しい手当の話が出ました。
東京都重度心身障害者手当(都)というものです。
これは都判定医の診断により判定のものです。
判定を受けるためにはその施設にこちらから出向きます。
まだ年齢が小さいのので申請が通るかわかりませんが申請してみることに。
申請書類をその場で書きました。
この日に子育て支援課の書類を持って来れば、この足で子育て支援課によって用事を終わらせることができましたが持ってこなかったので後日になりました。
この日も1時間くらいかかりました。
7月15日
子育て支援課からもらった書類と障害者手帳を持って市役所へ。
子育て支援課で手続きをしました。
障害者福祉課のコピーを取ってもらっておしまいでした。
この日は30分ほどで終わりました。
●<障害者手帳申請のまとめ>
このように障害者手帳を申請するためには病院と市役所を行ったり来たりします。
自宅と病院と市役所が近ければいいですが遠いとかなりおっくうなことです。
できればまとめてやったほうがいいので市役所と病院に1日で行ってしまうとか考えて行動したほうがロスが少なくて済みます。
あと市役所からの書類は外出するときには持っていたほうがいいですね。
うちも診断書の提出に行った日に手帳がたまたま出来上がっていて、その日に子育て支援課の書類を持っていたら1度に用事を済ますことができました。
あと市役所へ行くために必要なものは
・書類
・印鑑
・銀行口座がわかるもの 保護者・本人
・本人確認(窓口に行く人)
です。
それらを持っていくと手続きが早く終わります。
障害者手帳ははじめてのことですし時間もかかりますので本当に面倒な作業です。
でも申請すれば受けられるサービスもありますので申請してよかったと思います。
- (2016/08/22)【初めてでも大丈夫】障害者手帳申請の方法についてを更新しました